2016年6月29日

USBホストケーブルの自作


ポータブルナビの電源に使います。


新たに購入したポータブルナビです。
ユピテル 7.0型ワンセグ内蔵2016年度春版地図データ収録ポータブルナビゲーション YPB742 20,500円



ナビに付属してきた電源ケーブルは写真のようなシガーソケット接続で、ナビ本体側はnimiUSBになっています。


このシガーソケット電源アダプタはサイズが大きいのが難点です。そもそもシガーソケットは接触不良が起こりやすいので好きでは無い上に、シガーソケットを潰してしまう点も不満です。


ナビ本体がminiUSBなら普通のUSBケーブルで代用できるのでは?と考えて自宅でUSB電源アダプタ+USBケーブルでナビに接続してみました。すると充電はできるもののナビが起動しませんでした。最近のユピテルのポータブルナビはそのような仕様になっているようです。

充電とデータ転送とで分かれているUSBケーブルは知っています。「USBホストケーブル」といわれているものですね。実際に私も切り替え機能の付いたUSBケーブルを持っています。

PLANEX Xperia 充電&データ転送 MicroUSBケーブル ブラック (ACアダプタ/パソコン接続切替スイッチ付)



USBホストケーブルを買って来れば済む話なのですが、流通量の多いmicroUSBではなくminiUSBですし、なかなか良い値段がします。

そうとなれば自作です。結線方法が違っているだけなのですから何とかなるでしょう。余っているケーブルもありました。

1:VBus(赤)
2:D-(白)
3:D+(緑)
4:ID
5:GND(黒)

色はスタンダードなケースでのケーブルの色です。
この4と5を接続すればホストケーブルの出来上がりです。

ケーブルを結線すれば簡単簡単!と思って被覆を剥いたのですが…ケーブルが4本しかありません。標準USB側は4ピンなので使われることのないケーブルを入れるほど世の中のコスト意識は低くないということでした。


となればminiUSBコネクタ部分を改造するしかありません。樹脂で固めてあるものを削っていくしかないのでやりたくないんだけどなぁ~。


結局、安易な方法に行きつきました。やりたくなかった方法なのですが、露出させた端子をハンダでブリッジするだけです。 この後金具を戻して完了としました。


無事に起動するようになりました。


ネットの情報では百均でコネクタが樹脂で固められていないmicroUSB-USB変換コネクタがあるようです。これなら殻割りするだけで端子が露出しているので作業が簡単です。それのminiUSB版があれば簡単にことが進みそうですね。

今回どうしてもUSBホストケーブルが欲しかった理由ですが、先に挙げたシガーソケットの問題のほかにオーディオユニットのUSBコネクタを利用したかったという理由があります。

ナビと同時に購入したこちらのオーディオユニットなのですが…

KENWOOD(ケンウッド) MP3/WMA/AAC/WAV対応 CD/USB/SDレシーバー U585SD



これには2つのUSBコネクタが用意されているのです。1つはフロントパネルにあり音楽を入れたUSBメモリを刺して使う予定です。もう一方はユニット裏側からケーブルが出ているのですが使う予定がありません。
オーディオユニットの上にある小物入れに穴を開けてUSBケーブルを外に出します。


 これにナビの電源を繋げばシガーソケットを使う必要はありませんし、ケーブルが裏側を通るので見栄えも良くなります。供給電流も1Aあるということなので十分です。

USBの給電はオーディオユニットの電源と連動しますので、オーディオの電源が入っていなければナビが使えないということになりますが問題ないです。車のキーを入れればオーディオの電源が入りナビの電源も入る、キーを抜けばオーディオの電源が切れナビの電源も切れるというわけです。

このように 小物入れを通して接続しています。



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