2019年2月1日

耳かきカメラ(内視鏡カメラ)


最近、耳がゴソゴソする(片耳だけ)ので、耳の穴の中がどうなっているのか見たくなりました。

しばらく前からPC・スマホに接続できる内視鏡スコープカメラが安く売っています。前々から興味があったので買ってみました。


販売されているスコープカメラは、まず「耳かき専用」と「汎用」に分けられます。「耳かき専用」は先端に耳かきや粘着性の綿棒などが装着でき、当然、耳かきとして使えます。「汎用」は先端にマグネット・ミラー・フックなどが取り付けられ、狭い所の調査・拾い上げなどに使えます。

次に接続形式として、PC・スマホのUSBポートに接続(OTG)するものと、WiFiで接続するものがあります。

その他、細かいところだとケーブルが柔らかいものと硬いものがあります。ケーブルが硬いと自立しますので「汎用」タイプを選ぶ際はこちらの方が良いと思われます。

最初はいろいろ応用範囲の広い汎用タイプにしようと思ったのですが、それなりに価格が高くなってしまうので、最初の目的通り耳かき専用に決めました。

WiFiかOTGか、ですが、私の使っているスマホ・Zenfone5QがOTG対応かどうかはわからなかったものの、他に所有しているFireタブレットはOTG対応のようですし、PCもあるのでわざわざ高いWiFiにする必要は無いと考えOTGタイプにしました。

タイプは決まったもののノーブランド品があふれていて、どれにしたら良いのか判断がつきません。たまたまセールになっていたものの中でレビューが比較的良かったものをチョイスしました。購入価格は1,683円。

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メガネケース的なものに入っていました。


付属品は、シリコーン耳かきx4、粘性棒x4、綿棒x4、保護カバーx5、金属耳かきx2、清潔布x1、日本語取扱説明書x1


USBは、Type A、Type micro B、Type C、に対応しています。


先端には6LEDが付いています。


本体で操作できるのは光量調節のみ。光量を調節してもカメラの方が感度を自動補正してしまうのであまり意味が無いです。


もう少し本体が短い方が持ちやすいです。


さっそく耳に突っ込んでみると鼓膜がはっきりと見えました。耳の中はグロいので、代わりに十円玉を映してみました。ピントが合う範囲が狭いのが難点。もっと被写界深度が深いか、ピントを調節できたら良かったです。


表示デバイスはPCを使いました。デバイスドライバは自動的に入り、アプリはWindows標準「カメラ」アプリが使えましたので、怪しげなソフトを入れる必要はありませんでした。

大きな耳垢がゴソゴソの原因かと想像していたのですが、耳の中は意外と綺麗で、耳垢はあまりありませんでした。しかしそれよりも驚いたのが耳毛です。「耳毛」というと産毛を想像していたのですが、(もちろん産毛もありましたが)まつ毛のような黒くてしっかりとした毛が10本ほど生えていました。

この黒い毛が長く、しかも外から中に向かって生えている毛もありました。この毛の先端が鼓膜に触れているようにも見えます。ゴソゴソの原因はこれだと思いました。

付属の金属製耳かきは意外と使えそうです。耳かきを装着すると耳かきの先端にピントが合います。映像の上下左右と手の動きが合わないので、なかなか狙った動きができないのですが、慣れれば何とかなりそうではあります。

耳かきで毛の流れを変えようと試みたのですができませんでした。鼓膜に触りそうで怖いのです。病院に行って切ってもらうのがベストなのは承知していますが、なかなかタイミングが合いません。とりあえず耳毛カッターを使ってみようかしら?



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