2015年7月13日

家庭用散髪器 ナショナル カットモード 


ナショナルのセルフヘアカッターです。長年愛用しています。


学生時代は学内に格安の理容室(床屋)があり通っていました。就職してから(20年以上前)は近所の理容室へ行くようになったのですが嫌でしかたがなかったです。
その理容室の腕が悪かったわけでは決してなかった(逆にかなり良い部類だった)のですが、まず時間がかかるのが嫌でした。さらに好みにならないという不満があります。無造作な感じが好みなのですが、理容室ですから当たり前なのですがキッチリしたスタイルになります。 さらに価格が高い。当時既に3,500円ほどしていたと記憶しています。

当時美容室へ行くという選択肢は考えませんでした。既に男性が美容室へ行くことに抵抗は無い時代でしたが、私は行ったことが無かったため気後れしていました。美容室では顔を剃らないということは有名ですが、個人的に顔を剃ることに魅力は感じていなかった為、この時に一歩踏み出していれば今でも美容室に通っていたかもしれません。
余談ですが、今でも美容室で男性が散髪(カット)のみやってもらうことは厳密には法律違反らしいですね。パーマ等を含めないとNGだそうです。ちょうど今ニュースで法改正の話が出ていました。

理容室に行くのは嫌なのですが、長髪にするわけにもいきません。私の髪質がかなりの天然パーマで、さらに3次元にウェーブしている(床に落ちている抜け毛を手で造作もなく拾える)ので伸ばすと収集つかなくなるのです。
 そんな時に実家で私が中学生(丸刈り)まで使用していたバリカンが出てきました。
試しに自分でバリカンでカットしてみると「以外とイケる?!」
もちろんよく見れば虎刈りですが髪質が髪質だけにほとんで分かりません。 少なくとも理容室に行った直後より好みに仕上がりました。これがきっかけでそれから今までずっとセルフカットです。

最初のバリカンは昔ながらの金属製で大きく重かったのでその後フィリップスのコード式バリカンに買い換え、さらにコードレスで丸洗いのできるナショナルに買い換え現在に至ります。

National カットモード Washable ER509P

このバリカンですがアタッチメントが豊富です。


 こちらの一番長いアタッチメントで40,50,60mmが選択できます。



2番目に長いアタッチメントで10,20,30mmが選択できます。


この形状のものが3種類あり、反転して差し替えることで合計3,6,9,12,15,18mmが選択できます。



もう一つスキ刈りアタッチメントが付属しています。

慣れてくるとバリカンを浮かせて長さを調節することができるようになるので実際のところこんなに多くのアタッチメントは必要としていません。具体的には裾から頭頂部に向かって刈り上げていくわけですが、裾の長さもアタッチメントを付けて裾部分は地肌に密着させて、上に上って行くにつれ地肌から離していくことで残る髪の長さを長くしていくわけです。最初は鏡を見ながら少しずつ短くしていくのですが、慣れてくると感覚的に長さがわかるので鏡は最終確認時だけです。

前の部分はハサミでやっています。ヘアカット用のハサミを使用していたこともありましたが、現在は普通のハサミです。私の持っていたヘアカット用ハサミは大きく重いですし開閉にもある程度力が必要だったので小さく軽い通常ハサミの方が合っていました。
すきバサミも使用したことがありましたが、こちらも現在は使用していません。慣れてくると普通のハサミですいた方がキレイにできるようになりました。

もとにかくコードレスが便利です。自由度が段違いです。また、丸洗いOKなのも大きなポイントです。使用後の清潔感が心地いいです。
 
最大の不満点は自然放電が大きいことです。月に一度くらいしか使用しないので、使用後に満充電にしておいても一回分の散髪が持ちません。使用前に必ず充電するのが億劫です。突然思い立った時に散髪できるのがセルフの利点なのに前日から充電しなくてはなりません。充電時間が8時間かかるからです。

アタッチメントのプラスチックが静電気を帯びて毛がくっつくのも地味に不満です。

購入時の価格は覚えていませんが、現在、後継機種は6,000円ちょっとで買えるようです。カット代1~2回分と考えれば安いものだと思いますが、今は1,000円台でカットできるような格安カット店がありますので自分でやろうとは考える人は少ないかもしれません。


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