2015年7月5日

SELP1650とSEL1670Zの使い分け


SEL1670Zを購入したのでSELP1650は売ってしまおうかと考えたのですが…


先日SEL1670Zを購入しました。
SEL1670Zの焦点距離はα6000本体のキットレンズSELP1650とカブります。
※ワイド端16mmの画角においては皆さんが指摘する通り、SEL1670ZよりSELP1650の方が広角なのですが。

まだ真価を見極めるほど使い倒してはいないのですが、今のところ画質においてSEL1670Z<SELP1650な場面には遭遇していません。ですので、そろそろSELP1650は必要無いな、と判断して売却しようかと考えていました。

そんなことを考えている先日、幼稚園の行事がありました。私はPTAの役員をしているのでテント張りなどの準備作業をします。子供の演技時には担当を外れて見学できるので写真撮影ができます。そこでカメラを持っていくのですが貴重品置場がありません。もちろん私物を置く場所はあるのですが施錠できませんので貴重品を置きたくないのです。

コンパクトカメラならポケットに携帯できるのですが、やはり一眼を持っていきたいです。そこで以前購入したウェストバッグに携帯することにするのですが、その大きさ・重さが問題となります。

幼稚園の行事ではテント張り・ステージ架設・氷運びなど、とにかく力仕事がありますので大きく重いカメラを携帯するのはしんどいのです。

そこで今回はSEL1670Zを諦め、α6000+SELP1650で行くことにしました。それぞれの大きさ・重さは次のようなスペックです。
  α6000:344g
  SELP1650:116g 全長:29.9mm
  SEL1670Z:308g 全長:75mm
数値で見ると長さの差は約45mmですが、実際のところ次の写真を見てもらえばわかると思いますが、かなり違います。



また、重さの方もSEL1670Zの購入時の印象通り、192gという数値以上の差を感じます。
SEL1670Zは小さなレンズカバーが恰好悪いということで以前からステップアップリングを付けていたのですが、小型・軽量重視ということでこれも外しました。

結果、特にカメラを意識せず作業することができました。(カメラをどこかにぶつけないようという意識はしていましたが)

一方、撮影の方ですが、雨のため室内での撮影となりました。室内なので望遠は必要無く、50mm×超解像ズーム2倍で全く不足ありませんでした。心配された明るさですが、昼間だったこともありこちらも問題ありませんでした。

小型軽量といえば薄型パンケーキレンズですが単焦点がほとんどです。便利ズームでこれだけの小型軽量レンズとして考えればSEL1670Zは貴重な存在に思えてきました。1インチ~マイクロフォーサーズではいくつか見たことがありますが、APS-C以上では見たことがありません。(私が知らないだけかもしれません)
今回のケースのように「軽装備重視」の場面はこれからも頻繁にあると思います。どうせ大した金額にはならないですし、SELP1650を売るのはやめにしよう。



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