2015年8月12日

窓ガラスに付いたフッソオイルを綺麗にする


以前、カングーのパワーウィンドウの動きが渋くなってきたのでウェザーストリップにオイルを塗布しました。


その時の記事はこちらです。

ワコーケミカルのフッソオイル105というオイルを塗布し、効果はあったのですが困った問題も起きました。窓ガラスにもオイルが付着して、まだらの曇りガラスのような状態になってしまったのです。

雑巾で水ぶきや乾拭き、ガラスクリーナーも使用してみたのですが、さすがフッソです、ほとんど落ちません。危険なほど視界が遮られるわけではないのでしばらく放っておいたのですが、さすがに見栄えが悪く気になります。

フッソオイル105を勧めている人たちはどのような対策をしているのかネット検索してみましたが、見つけられませんでした。私の塗る量が多すぎたのかもしれません。

そこで考えたのが「フッソにはフッソ」です。
私は長年、撥水タイプのガラスコーティング剤「ガラコ」を愛用しています。私が使用していた通常のガラコはシリコン系のコーティング剤です。同系列に「超ガラコ」という商品もあり、こちらはフッソ系のコーティング剤となっています。
フッソオイル105と同じフッソが主成分である超ガラコを塗ってから拭き取ればガラスは綺麗になるのではないかと考えた次第です。


さっそく超ガラコを購入してきました。ちなみにシリコン系とフッソ系の違いを比較すると次のようになります。
  ・シリコン系:撥水効果が高い・耐久性に劣る・価格が安い
  ・フッソ系:撥水効果が低い・耐久性が優れる・価格が高い
個人的には洗車は年数回しかしないので耐久性重視でフッソ系が向いています。それなのに今までシリコン系を使っていたのは価格が安かったからです。

シリコンとフッソは相性が悪く、今回のような場合には本来はシリコンを除去してからフッソを塗りこむのが好ましいのですが、面倒なのでそのまま超ガラコを塗りこみました。フッソオイル105は室内側にも塗られているので、当然室内側にも超ガラコを塗りこみます。

乾拭き(シリコン系は水拭きするのですが、フッソ系は乾拭きするようです)したところ簡単にガラスが綺麗になりました。この状態でパワーウィンドウを上げ下げしてみたのですがガラスは綺麗なままです。狙い通り成功したようです。

→何度も窓の開け閉めを繰り返したら、またオイルでまだら模様になってきました。ただし以前と違って簡単にふき取ることができます。



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