昭和レトロな外観です。最近まで生産されていたことに驚きます。
SONY ICF-9740
受信周波数:FM(76~90MHz) AM(530~1605kHz)
実用最大出力:2W
電源:AC100V
消費電力:9W
最大外形寸法:330×232×136mm
重量:約2.2kg
1981年7月発売
最大の魅力はこの外観でしょう。1981年~200X年に販売されていたようです。外観から受ける印象とは違って、そんなに古いものではありません。
リサイクルショップで購入したのですが、その時も「アンティーク」としてではなく、「中古品」ということで1,000円しなかった覚えがあります。
キャビネットは無垢材ではなくMDF、スタンドはプラスチック、内部を見ると昔風の基盤とアンティークと現代風が入り混じったような印象を受けます。このデザインのまま素材を見直して高級オーディオとして販売すれば現代でも人気が出そうな気がします。
私の親世代ではなじみがあるらしく、放置しておいたら(他にもいくつかあるラジオには手を付けず)このラジオを常用していました。
感度はそこそこです。内部を見るとサイズの割に小さなバーアンテナが見えます。シャカリキに遠距離受信を狙うような機種ではないのでローカル局が普通に聴ければ十分です。
音質は望外に良いです。何しろ16cmスピーカーにMDFキャビネットです。HiFiでは無いですがゆったりとしたリッチな音質です。
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