2015年8月8日

打ち上げ花火の撮影


自宅から打ち上げ花火が見えましたので何の前知識もなく撮影してみました。


自宅に居ると「ドーン」という音が。「そういえば今日花火大会だったな」と外に出てみると見えました。ちょっと撮影してみようかな、とカメラを持ち出します。

機材はα6000とSEL18200です。最大望遠の焦点距離200mmでやっと以下の写真の大きさです。何の知識もなかったので適当に設定しました。

・フォーカス:マニュアル(無限遠固定)
・感度:オート(~ISO6400)
・絞り:オート
・モード:シャッタースピード優先(1/40~1/100)
・ホワイトバランス:オート

三脚などは無く手持ち、しかも最大望遠なのでシャッタースピード優先にしました。






できた写真を見て以下のような疑問が出てきました。

・無限遠固定なのにピンボケになる場合がある
・花火の色が赤い時にシャッターを押しても白っぽく写る

色については後からホワイトバランスをオート以外にしておけばよかったもと思いました。
一般的に打ち上げ花火を写真に撮る場合どのような設定にするのだろうかと興味が出てきたので調べてみました。

・三脚&レリーズ使用
・バルブ:3秒前後(長ければ十数秒)
・感度:ISO100付近
・絞り:8付近
・フォーカス:マニュアル(置きピン)
・ホワイトバランス:晴天モード

まず、置きピンというのが意外でした。遠くにあるから無限遠だと思っていました。花火の近くに何か目標物があれば良いのですが、無い場合は最初の数発でピント合わせして、その後はいじらないようにするのが良いようです。
感度が低く、絞りも開放でないというのも意外です。夜なのでなるべく明るく撮るのだと思っていました。シャッタースピードが長いからできるのですね。花火の種類によって絞りとシャッタースピードを変えるのがポイントのようです。そんなのプログラムがわかっていないと不可能じゃないかと思ったのですが、よく考えると詳細は知らなくても花火大会の流れは大体共通(ここから大きいのが連続で来るな、とか)なので何となくわかる気もします。

三脚を使ってのバルブ撮影については勉強にはなりましたが、個人的にはそこまで気合いを入れて撮ることは考えていません。そこで手もち撮影での設定を再度調べてみました。

・フォーカス:オートまたはマニュアル
・感度:オート(~ISO3200)
・絞り:F5付近
・モード:シャッタースピード優先(1/10~1/20)
・ホワイトバランス:オートまたは晴天モード

これを見ると私の試した設定は意外と間違っていないのかな?という印象です。頑張ってシャッタースピードをもう少し長くすればかったようです。連写にして数で勝負するのもポイントのようです。

ただ、ネット上の設定・作例を見て思ったのですが、どれも長いシャッタースピードで残像を残して撮影するのが良いとされていることに疑問を持ちました。残像が残る方が雰囲気は出るし綺麗なのは確かですが作例を見てもどれも似かよった印象を持ちました。そればっかりではないでしょ?一瞬を切り取る感じの写真も良いのでは?と天邪鬼に思った次第です。



0 件のコメント:

コメントを投稿