製図用シャープペンシルです。
STAEDTLER 925 95 05
父親が製図をしていたり私自身も工業系の学校に行ったりしていましたので製図用具にはなじみがあり、シャープペンも製図用を昔から使用してきました。実用性もありますが機能美に魅力を感じています。
同じペンを何本も揃えて複数の芯の濃さを選べるようにとのことでしょう。入れてある芯の濃さがわかるようになっています。
頭の色がついている部分は芯の太さによって変わります。写真には写っていませんが、これは0.5mmで「.5」と表記されています。製図用なので0.3~2.0mmまでラインナップされていますが、私は製図ではなく普段使いが目的なので一般的な0.5にしています。
最大の特徴がノック量調整機能(regulator)で、一回のノックで出てくる芯の長さを調整できるところです。これが最小の時。この状態では一回のノックの送り出し量は0.1mmほどでしょうか。
こちらが最大にした状態。送り出し量は約2mm。
先端のスリーブ(最も細い筒状の部分)の長さも4mmほどと通常のシャープペンより長くなっています。その分衝撃に弱く、私は机から落として曲げてしまいました。
指に触れる部分はローレット加工されていて滑りにくくなっています。
長年愛用していますが残念ながらこの機種は廃盤になってしまったようです。後継機種は「925 25-05」なのですが、どうやらノック量調整機能は無いようです。
ステッドラー以外では「ぺんてる グラフ1000 フォープロ」も良い感じです。
ロットリングも製図用シャープペンを販売しています。
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