Windowsで共有フォルダに接続した後、ログイン情報をクリアする方法

Windowsで共有フォルダに認証付きで接続した場合、再接続してもID／パスワードを聞いてきません。


これはWindowsが接続時のアカウント情報を保存しているからです。

便利な機能ではありますが、別のID／パスワードで接続したい場合がありますし、私の場合システム担当として一度接続できることを確認した後で実際に操作するユーザーに説明するため、ログイン画面を再度表示させたいことがあります。

 ログイン（アカウント）情報をクリア（リセット）する方法を説明します。

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
net use

現在保存されているアカウント情報が表示されますので目的のものを調べます。
今回は一番下の「192.168.138.203」に対するアカウント情報をクリアします。

コマンドは以下の形式になります。
net use /delete <target>

今回の例では以下のようになります。
net use /delete \\192.168.138.203

もう一度「net use」で確認すると消えていることが分かります。