2015年2月15日

自作フェンダーアーチモール


私はクロスオーバー・モデルが結構好きです。ルノーだとキャプチャーですね。
カングーもクロスオーバー風にしたい気持ちがあります。


どのようにするとクロスオーバー風に見えるのかというと、まずはホイールハウスです。タイヤとボディの隙間が大きいとサスペンションストロークが長いことを連想させます。カングーは元々かなり空いています。特に私のカングーはマイナーチェンジ前の車高が高いタイプなので余計に隙間が空いています。操安性には不利かもしれませんが、この見た目が好きなのです。

次にフェンダーアーチ・モールの存在です。実は旧カングー(コカングー)にはオプションでフェンダーアーチ・モールが用意されていました。デカングーにもオプションが出るかと待っていたところ出てきたのはステッカータイプでした。ステッカーと言っても厚みがありキズ防止にはなるようですが、いくら恰好だけとは言えステッカーでは・・・しかもなかなか良い値段です。
これは自作しかない!

何か代用できるものはないかとホームセンターを物色していたところ、これは!というものを見つけました。
素材は発砲ゴムで断面がコの字型のモールです。本来何に使われるのかは知りませんが、おそらく板状のものの角を覆って安全にするものだと思います。
この中心を切って2つに分離します。


上の写真は断面です。既に2つに分離したものしかありませんでしたので、テープで仮止めして元の姿を再現しています。

外側が車に貼った時の表になります。


内側が車に貼る面になります。


後は両面テープでボディに貼り付けるだけです。切った面をフェンダーアーチの内側にします。
大きな手間もお金もかかりません。我ながらなかなかも出来だと思います。本当はもっと幅のあるものにしたかったのですが。
もちろんプロテクター機能はまったくありません。



テープ状のものだったらいくらでもあるのに、なぜこんな手間のかかることをしたのかと言うと、こうすると断面が楔形になるからです。切り口が厚く反対側が薄くなりますので、切り口をフェンダーアーチの内側にすると、ボディから滑らかに外側に膨らむ形状になるのです。(しかも倍の長さが出来ます。)

さて、気になるのは法規上の問題です。フェンダー上部は最も外側に出ている部分です。そこからわずかとはいえ外側にはみ出すのですから厳密には車幅が拡大します。
調べてみると付属物の種類によって違うのですが、フェンダーモールの場合、片側10mmまでは問題無いようです。片側20mmという話もありますが、ともかく今回のものは最大でも5mmほどですので問題なさそうです。一度この状態で車検を通しましたが何も言われませんでした。

やっぱりちゃんとしたのを付けたい!国内に無くとも海外ならの手の商品が存在してそうな気がしているのですが見つかりません。ルノー・イタリアでモールの着いたカングーの写真があったのですが詳細はわかりません。キーワード「fender」「protector」などで検索しているのですがなかなか…情報お持ちの方がいらっしゃいましたら教えてください。



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