2015年2月22日

窓に転落防止用格子を設置


私たち家族は二世帯住宅の二階に住んでいます。子どもの甥っ子が向かいの家に住んでいて庭で遊んでいると、こちらの子どもが窓から身を乗り出して話しかけたりしています。
二階の窓は大きなサッシですので子どもがいつか落下するのでは、と心配していました。
そこで窓に落下防止用の格子を設置することにしました。


一階の窓には侵入防止用の面格子が付いています。これと同じものを設置するのが一番スマートです。


しかし考えてみると、必要となるのは3歳~10歳の間くらいでしょう。その後は面格子がいつも目につくのは鬱陶しいので外してしまうことが考えられます。
原状回復を考えると壁に穴を空けたりする大げさな工事はしたくありません。なによりあまりお金をかけたくありません。
というわけで室内側に木材で格子を組むことにしました。

まずはホームセンターに行き安い木材を探しました。幅2.5cm×厚み1cmのものが安かったのでそれに決めました。


作り方には特に工夫した点はありません。窓の内側の木枠(調べてみると「木額縁」と言うらしいです)の内面にピッタリ合う大きさの枠をまず作り、後は縦方向に木を並べていくだけです。
中央部分は物理的に必ず窓が存在しますので、木枠は設置していません。クレセント錠の邪魔にもなりますし。


わざわざ枠を作った理由は木額縁にあまり穴を開けたくなかったからです。木額縁と枠が合っていればその状態で自立しますので、後はズレないように留めるだけです。

一番の悩みどころは格子の間隔です。広いと外に出られてしまいますし、かといって狭いと座敷牢っぽくなってしまういます。
また、夏場は必ず窓を開けますので、間隔が狭いと窓の開け閉めがしにくくなってしまいます。
さらに、間隔が広い方が材料の節約になります。
結果的に子どもの頭の大きさよりわずかに広くなりました。もともと素材として強引に突破しようとするものを止められるだけの強度はありませんから、心理的な障害となればOKです。


もう一つの窓にも付けようとしたら材料が足りません。そこで格子の高さを窓の高さより低くしました。 目的は転落防止なのでこれで用足ります。
ただし上辺は木額縁に止められないので強度が足りません。そこで上辺のみ木を二重にしました。


設置してみるとやはりちょっと鬱陶しいですね。しかし安全には代えられません。早く子どもに分別が付くようになってほしいものです。



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