2015年2月18日

住宅用火災警報器の設置


平成21年(2009年)6月1日に住宅用火災警報器の設置が義務化されました。(私の居住地域の場合)


その前から住宅の建築時には設置が義務付けられていましたが、既存住宅にはこの時点からの義務付けとなります。

火災警報器の種類は「熱検知式」と「煙検知式」に分かれます。台所のみ熱式か煙式のどちらか、寝室などのその他には煙式にします。
台所は通常の利用で煙や水蒸気が発生しますので、誤検知の少ない熱式が適しているようです。しかし熱式は発見が煙式よりも発見が遅くなるデメリットもあります。

ここで一つポイントとなるのが台所への設置義務の有無です。寝室・階段については全国一律で義務化(東京都は全ての部屋が義務化)されていますが、台所は自治体によって差があります。地域を見るとどうやら大都市では義務化されているようです。何か釈然としませんが、私の地域は義務化されていません。
私たちの家ではたばこを吸う人はいませんので最も火元となりやすいのは台所となります。やはり安心のため台所にも設置することにしました。
タイプは他の部屋同様、煙式にしました。誤検知の問題はコンロ真上を避けた位置に設置することで回避できると考えました。(結果、今まで誤作動は一度もありません。)

実家も含めて3軒(内1軒は二世帯住宅)分を設置したかったため、数を数えると15個になりました。(全て煙式)
台所を火元と想定し寝室までの経路を考え、台所・階段(廊下)・寝室などです。

義務化前の当時、火災警報器の販売は専門業者相手のものばかりで一般にはあまり販売されて無く、一般向けの価格は7,000円/個(煙式)程度もしました。
ブザーだけのものもありましたが「声」で知らせるものにしました。
通販サイトを探してやっと業者向けパッケージ(いわゆるバルク品ですね)の2,500円/個のものを見つけ、まとめて購入しました。

National 住宅用火災警報器「けむり当番」 SH28455(電池式・L型、10年寿命タイプ)

電源はAC電源と電池式がありますが、後付なので電池式です。
親子タイプもありましたが値段的にさすがに手が出ませんでした。

現在では普通に1,500円/個ほどで購入できるようですね。当時も「義務化需要がひと段落したら劇的に値段が下がるだろうな」とは予測していましたが、保険のようなものなので損をしたとは考えていません。

電池式なので設置方法は簡単です。説明書通りに天井(または天井付近の壁)にベースをタッピングビスで留め、本体をセットするだけです。大した重さでもないので天井裏の桟の構造を考えることもないでしょう。
電池に購入時期を記しておきました。




電池は10年持ちますので充分でしょう。センサーの劣化がありますので十年後には電池交換ではなく本体を交換すると思います。



0 件のコメント:

コメントを投稿