2015年2月21日

オイルフィルターを分解する


暇に飽かせて使用済みのオイルフィルターを分解してみました。構造に興味があったのですがゴミの分別にもなります。


分解したのは Bosch OF-REN-1 です。カングーに使用していました。

口に近い部分の円周を金ノコで切りました。


口を分離します。茶色いパッキンが逆流防止弁の役割をすると予想します。


外装からフィルターを取り出します。


外装の奥にはリリーフバルブを支える部品があります。



口部分のカシメを解いて分解します。一番左の金属はかなり厚く重いです。ここの雌ネジで車両と接続されますので頑丈にする必要があるのでしょう。


リリーフバルブです。中央の穴は普段は閉じていますが、押す(圧力がかかる)と開きます。


リリーフバルブを反対から見た写真です。金属バネが見えます。(分解しなくても見えますが)


紙のフィルターは簡単に分離できると思ったのですが、どうやら上下の金属部分に接着されているようです。広げて「このくらいの面積です」と披露できると思ったのですが・・・



フィルター交換のたびに思うのですが、廃棄が面倒ですし何よりもったいない。
このようなオイルフィルターを「スピンオン式オイルフィルター」と呼ぶようです。一方、フィルターのみを交換できるものを「カートリッジ式オイルフィルター」と呼び、スピンオン式の前は主流だったようです。
最近はそれぞれの利点を生かした「新型カートリッジ式オイルフィルター」が出てきています。(Wikipediaより)
早くフィルター(ろ紙)のみ交換できるようになってほしいものです。欲を言えば私のカングーにも使用できるようにレトロフィットキットを発売してくれるとさらにうれしいのですが。



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