2015年2月26日

手首が細い人の腕時計 ①金属ブレス編


私は手首が細く、腕時計のバンド調整に苦労しています。


金属ブレスの場合、それぞれのコマのいくつかは取り外しが可能になっていますので、ここで大まかな調整を行います。また、バックル等に穴が複数空いていてコマの取付位置を動かすことで細かい調整が出来る場合が多いです。

メーカーや機種によって調整できる範囲が違いますが、ほとんどの人はこの2つの調整でジャストフィットまでいかなくとも我慢できる範囲内には収まると思います
手首の細い私でも「これ以上短くできないので使用できない」という事態になったことはありません。(多くの場合、取れるコマは全て取り去っていますが…)

ただし長さ的に問題はなくとも手首の細い人特有の悩みが出てきます。
バックルが邪魔になってくるのです。
例を見ながらの方がわかりやすいと思われるので写真で説明します。

3つ折れバックル(片開きバックル)の場合、バックルの外側になる部分が12時方向に、内側に収まる部分が6時方向にくるのが一般的です。
写真は長さ調整済みの時計でバックルを開いた状態です。


バックルを閉じて横方向(3時方向)から見るとこうなります。


これを左手に装着した写真を撮りましたが、あまり意図が伝わらない感じでしたので載せるのはやめておきます。貧弱な手を皆さんに見せるのも恥ずかしいので。
上記写真の時計を左手にはめたて、時計を見る仕草をすることを思い浮かべてください。時計の文字盤が手前側ではなく奥側を向いてしまうのが想像できるでしょうか?些細なことだと思われるでしょうが意外とストレスになります。

そこで一旦ケースとブレスを分離し反対方向に付け替えます。先ほどとは逆にバックルの外側になる部分が6時方向に、内側に収まる部分が12時方向になるようにします。


バックルを閉じて横方向(3時方向)から見るとこうなります。


こうすると時計を見る時に自然と文字盤が自分の方に向いてくれるので見やすくなります。
時計の付け外しに若干の違和感がありますがお勧めです。

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