2017年5月16日

カーエアコン・ガスの補充①


カングーのカーエアコンの冷媒を補充しようと思いましたが、結果を先に言ってしまうと失敗しました。


ゴールデンウィーク直前、暑かったのでエアコンをオンにしましたが、あまり冷風が出てきませんでした。そういえばエアコンをかけるのは半年以上ぶりです。私はエアコンがあまり好きでは無いので夏場にしか使わないのです。

エアコンを使わない期間が長いとエアコン配管内のオイルが部分的に不足してガス漏れにつながるので、時々は使ってやらないといけないということは知識として持っていますが、(自分としては)必要もないのにオンにするのは面倒でやっていなかったのです。

ガスが減ってしまったと考えるのが妥当なのですが、解せないのは数日後に再び使ったときにはあまり「効いていない」と感じなかったことです。最初の日は外気温が25度程度で猛暑と言うことでもなかったのですが、同乗者も「暑い」と言っていたので気のせいではないと思います。数日後は外気温が29度とさらに高かったのですがエアコンの効きに不満を感じませんでした。(この時は私一人)

窓を閉め切った状態で吹き出し口の温度を測ると7度程度でした。


窓が全開だと13度以下にはなりませんでした。


温度を測っても良く分からず、カングーにはサイトガラスもないので入っているガスの量はわかりません。8年目の車両ということで壊れていないにしてもガスは減っているかもしれませんが、明らかに漏れている感じでもないので修理するほどでもないと思います。

そこで、とりあえずガス圧力を計測してみることにしました。タイミングよくアストロプロダクツで簡易ゲージ付きのガスチャージホースがセールになっていた(1,933円)ので買ってきました。




一応、冷媒(HFC-134a)も購入(313円)。




チェックバルブ(チャージポートとかサービスポートとかとも呼びます)は目立つ位置にあるこれでしょう。私がパイプに断熱材を巻いてしまっているので余計目立ちます。


ところが車両側バルブとカプラーの径が合わない! バルブが微妙に大きいのです。(写真はワンタッチカプラーとバルブキャップの比較です)


調べてみるとルノー車は特殊であることがわかりました。 (参考にしたサイト)
http://eurofactory.blog.jp/archives/52350044.html
http://minkara.carview.co.jp/userid/1528051/car/2072823/7425414/parts.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/256000/car/1974346/7682984/parts.aspx

エアコンの配管には低圧側と高圧側があり、それぞれにチェックバルブが付いています。間違えないようにそれぞれのバルブ径は違っていて、(普通は)低圧側が高圧側より小さい径になっています。ガス補充は低圧側より行いますので、ガスチャージホースのカプラは小さい径になっているわけです。

ところがルノー車の一部は、なぜか「低圧側に(高圧用の)大きい径が、高圧側に(低圧用の)小さい径が採用されている」ようなのです。しかもそうなっているのがルノー車全車種ではないようなので混乱します。

しかたがないのでマニホールドゲージを注文しました。




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