2016年5月15日

クロックスの留め具の補修


プラスナップを使います


クロックス(crocs)のストラップの留め具(リベット)が破損することがあります。このリベット、以前はカスタマーサポートに連絡すると補修部品を手に入れることができた(しかも無償!)のですが、現在は有償でも入手不可です。 今回は「プラスナップ」を使う方法を紹介します。

プラスナップはプラスチックのボタンで、よくベビー服に使われているものです。金属ではないので肌に触れても冷たくないですし金属アレルギーの心配もありません。ベビー服を自分で作る方にはおなじみの商品です。自作まで行かなくてもベビー服のボタンが取れることは多いので持っておくと捗ります。

私が持っているものは最もメジャーだと思われる「清原」 というメーカーの「プラスナップ」というものです。一般名称は「プラスチック・スナップボタン」かな?


サイズは直径9mmと13mmの2種類あり、クロックスには13mmが合います。(実際には少しばかり小さいですが)
9mmは20組セット、13mmは12組セットで売られていて価格はどちらも500円程度です。工具が必要で「ハンディプレス」(プレス機)が2,000円ほどです。私はベビー服(の補修)のために以前から持っていたのですが、クロックスの補修のためだけに新たに揃えるとしたら割高ですね。

今回修理するのはコレ、クロックスの類似品と言うかパチもんです。こちらが正常な方。


こちらが壊れた方、ストラップ側は残っていますが靴本体側のボタンが壊れて紛失しています。


この4個で1組です。写真上下が接着されます。写真下側(表面になる部分)は同じなので3種類ということになります。


取り付け方法はこの通り。簡単です。


ハンディプレスで表と裏から挟んで接着します。白いものはハンディプレス付属のアダプターです。9mm用と13mm、両方が付属しています。突起部分を押しつぶして接着させるので工夫次第でプレス機が無くてもできるかもしれません。


くっつきました。


ストラップ側も同様に。ボタンの形状(パチンとはめる部分)が違うのでストラップ側も付け替えます。たしか本物のクロックスもプラスナップとボタン形状が合わなかったと記憶しています。


こちらもくっつきました。


両社をパチンとはめます。修理完了。


左右で色が違うのはご愛敬。私は白色しか持っていないのでこうなりましたが、白の他にもいろいろな色が発売されていますのでお好みで。


清原以外のメーカーからもスナップボタンは発売されています。大量に使う場合には他メーカーの方が安いです。しかし清原は手芸店に行けば必ずと言っていいほど置いてあるので入手性が良いです。



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