Black&Decker EVO183用のオシレーティングヘッドです。
原産国:中国
振動数:18,500rpm
振動角度:2.8°(左1.4°右1.4°)
大きさ(単体):115(L)x50(W)x85(H)mm
大きさ(本体込み):200(L)x80(W)x280(H)mm
質量(単体):0.4kg
質量(本体込み):1.4kg(充電池含む)
付属品:サンダーベース、#60&#80サンドペーパー各3枚、集じんアダプター、スクレーパー1枚、木材・プラスチック用ブレード、木材・金属用ブレード、ラウンドブレード1枚
どうしても必要と言うものでは無かったのですがちょっと安くなっていたので買ってみました。
ノコギリヘッド(ERS183)を購入する際にオシレーティングヘッドと比較検討したことはあります。
単純な「切断」にはまったく力不足です。
バネの力で歯を固定しているだけなので工具無しで付け替えることが可能です。
今の所使用したことは無いのですが、スクレイパーで何かを剥がす際には結構、役に立ちそうです。
サンダーにもなりますがとても小さいのでサンダーヘッド(ESH183)があれば出番はないでしょう。
薄物(壁のベニア板や石膏ボード)に綺麗な穴を開けたい場合には便利だと思います。「綺麗に」と言うところがポイントで、オシレーティングヘッドが
無い場合、ドリルヘッドでノコ歯が入るだけの穴を開け、そこからジグソーで切った後にヤスリ等で綺麗にする必要があります。オシレーティングヘッドなら
(直線に限られますが)これ一つで綺麗に穴あけができます。
ただし板に対して垂直にしか歯を入れられないので穴の面積が大きい場合には面倒でやってられないでしょう。一旦切断したところから角度を変えて歯を入れれば垂直方向以外にも切り進められるかもしれませんが、それではジグソーで良いということになってしまいます。
試しにベニア板に切り込みを入れてみたらこうなりました。まずまず綺麗な切り口ですがそれほど切れ味が鋭いわけではありません。
まだ本格的に使用していないのでレビューになっていませんが、値段も値段だし、あったらあったで便利かな、という程度の気持ちで購入したので大きな期待はしていません。
オシレーティングヘッドに相当する工具は他社では「マルチツール」あるいは「カットソー」と呼ばれています。ボッシュのマルチツールが知名度が高く、マキタからも発売されていますがその他はあまり聞きません。あまり一般的な工具ではなく、それほどニーズもないのでしょう。切削速度が遅いことと替え刃が高価なところが避けられる原因でしょう。
それよりも「ディスクサンダー(ディスクグラインダー)」の発売を心待ちにしているのです。
パワーや回転数を考えると分離ヘッドは難しいのかもしれないのでEVO183のヘッドでなくても良いです。EVO183と互換性のあるバッテリー(BL2018、BL1518)を使ったコードレスであればOKです。他社からはコードレスのディスクサンダーが発売されていますので技術的に難しいことは無いと思うのですが。お願いします、B&Dさん!
ディスクサンダーは今すぐ欲しいので我慢できずに他社のものを買ってしまうかも。
ディスクグラインダユニット、欲しいですね。
返信削除分離ヘッドで、何かしらのパワーロスがあったとしても、
他のヘッド同様、それなりには動いてくれるんじゃないでしょうか。
『回転数7500で、刃は85mm径』なんてありそう。