ヴェラの精密ドライバー・6本セットです。結果的には購入して失敗しました。
Wera(ヴェラ) マイクロドライバー 日本仕様 344954
118001 0.25x1.2
118004 0.3x1.8
118008 0.4x2.5
118011 0.5x3.0
118020 PH00
118022 PH0
今まで使ってきた精密ドライバーがすり減ってきたので買い替えることにしました。
今までヴェラの製品は使ったことが無かったのでヴェラの精密ドライバーを買ってみようと思ったのですが、セット品だとちょっと太めになってしまいます。希望としてはマイナス1.0mmあたりから欲しいのですが、1.8mmからになってしまうのです。他のメーカーも似たような感じで国外メーカーは日本メーカーより太めになっています。
割高でもバラで買うしかないかな~と思っていたところ、Amazonで「日本仕様」として売っているのを発見しました。こちらは1.2mmスタートで割安だったので購入しました。
マイナスドバイバーが1.2mm~3.0mmの4本、プラスが0と00の2本です。
スタンドが付属してきました。私には必要無いものですが、常設の作業机がある人には便利なアイテムでしょう。表面にある穴は「ここにドライバー軸を刺せ」ということかな?
グリップはヴェラ独自の形をしています。お尻の部分は精密ドライバーの定石通りフリーに回転します。
緑色の部分はゴムっぽい素材になっています。
こちらは今まで使ってきた「アネックス(ANEX) 精密ドライバーセット」です。
「Goog Design 賞」を受賞しているようです。
作りは安っぽいですが、グリップの太さもちょうど良く、実用としての品質にはまったく不満はありませんでした。価格は500円程度とコストパフォーマンスは抜群です。
サイズ構成は購入したヴェラと大体同じです。
同じPH00でブレード端を比較してみました。軸の太さが違うのでずいぶん違う感じがします。ただ先端の角度は同じに見えますので使用に違いは無いと予想します。おそらくヴェラはフィリップス規格でしょうが、JIS規格との違いがあるのかは、ある程度使いこなさないと見えてこないでしょう。
全長はこれだけの違いがあります。しかしグリップの長さはそれほど違わないので問題はなさそうですが…
私はこのようにドライバーを包み込むように握って操作します。これが正しいのかわかりませんが、エンド部がフリーになっているのは、この持ち方をするからだと思いますので、おそらく正しいと思っています。
ヴェラで同じ持ち方をするとこうなります。
でもヴェラのグリップ形状は指先がこの位置に来ることを想定しているのではないのでしょうか?でも、そうするとエンド部が手からはみ出ます。外国人はここまで手が大きいのか、それとも持ち方が違うのかわかりませんが、ともかく私には合わないことだけはわかります。
今回の選択は失敗したと言わざる負えません。普通のドライバーだったら横から握るので多少の大きさの違いが問題となることはないのでしょうが、精密ドライバーでは致命的です。軸(金属部分)が長いことも気に入りません。細かい作業をするには対象物が手元に近い(=軸が短い)方が使いやすいと思います。もちろん近すぎて手に隠れてしまうようではダメでしょうが、アネックスで問題に感じたことはありませんので、アネックスはよく考えられた長さになっていると思います。
実物を見ないで買った自分が悪いのですが、田舎では置いてないので仕方がありません。最終的な判断はもう少し使い込んでから出したいと思いますが、おそらくアネックスを買いなおすことになると思います。昔ながらの金属グリップのものも良いかもしれません。
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