2016年5月28日

靴のインソール交換


2足続けてクラークスの靴を買ったのですが、インソールが気に入らないので市販品と交換しました。


クラークスのアウトドアシューズ、アウトベント・ローアウトベント・ミッドを立て続けに購入したのは最近のことです。なぜ同じ種類の靴を2足も?と思われるでしょうが、本人はいたって満足しています。

しかし気に入らない点もあります。最も不満なのがインソールです。インソール表面がツルツル滑るのです。そこで市販品と交換しようと考えたのですがちょっと問題が。

詳しいことは以前の記事を見てもらいたいのですが、この靴の最大の特徴が、空気ポンプを内蔵していてインソール下から外気が入ってくることなのです。足の蒸れ防止の機能なのですが、インソールを空気が通過しないことには機能を果たさないということです。そのためにインソールには穴が開いています。替わりのインソールにも穴が開いている必要があります。

ネット通販でいろいろ物色していた矢先、百円ショップで面白そうなものを見つけました。


インソールというより「網」そのものです。これ以上通気性の良いものなどないでしょう。


ハードタイプとソフトタイプがありました。判断がつかなかったので両方買いました。


 硬さにはかなりの違いがあります。近くで見ると構造も大分違います。ソフトタイプはまだ「布」感があるのですが、ハードタイプは完全にプラスチック然としています。2つ上の写真と下の写真を見比べてください。写真のアップ率が違いますが印象が違うと思います。


実際に履いてみると…やはりダメですね。しょせん百均は百均でしかなかったということです。
まず、心配していた通りすぐにヘタってしまいます。最初はふわふわ感がある(これはこれで違和感がある)のですが、すぐに底付きするようになってしまいます。
さらに面積も縮んできます。これは中でインソールが動くことにより靴の縁に押されて縮むのでしょう。
一番ダメなのは中でインソールが動くことです。履いたり脱いだりするたびに丸まってしまい不快です。
ハードの方がソフトより多少マシですが、程度の差こそあれ両方ダメです。

諦めてもっと高価なものを購入することにして物色してみました。ネットで検索したり実店舗で見たりしたのですが、意外とこの手の物は無いのですね。靴のムレには皆困っているので需要はあると思ったので意外でした。

でもよくよく考えると当然であることに気が付きました。インソールだけ通気できても密閉された空間で空気が動いているだけなので意味が無いのですね。靴の外の空気を吸入・排気しなければ靴内のムレは解消されません。

それでも3点ほど商品が見つかりました。一点は今回百均で購入したものの上等版で、見た目は同じような感じですが裏がラバーコーティングされていて滑りにくくなっています。
もう一つは素材としては普通のインソールなのですが、標準のインソールと同様、多くの穴が開いています。
最後の一つが今回購入したものです。


基本素材としてはプラスチックが網目状に整形されているもので、足と接する部分にはメッシュ状の布がかぶせられています。かかと部分には衝撃吸収材が貼られています。



「ラージサイズ」を購入したら標準のインソールとほぼ同じ大きさでしたので切り取らずに済みました。


履いた感じは極めて良好です。百均のように靴の中で動くことはありませんし、標準のように足が滑ることもありません。通気性も標準より明らかに優れています。



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