2016年9月14日

ランディングページ・デザインメソッド


想像した本とはちょっと違いましたが、それなりに意味はありました。


ランディングページ・デザインメソッド
WEB制作のプロが教えるLPの考え方、設計、コーディング、コンテンツ制作ガイド


Kindle本999円セール(9/8までだったはずですが今でもやってますね)で何となく購入した本です。「ランディングページ」の意味が分かっておらず「検索してたどり着くページ」だと誤解していました。正確には出稿した広告のリンク先で購入・応募・問い合わせなどの何らかの結果(コンバージョン)を目的としたページということです。

私の場合、広告を掲載する方でもあり出稿する方でもありますが、メインの仕事はコンテンツ作成です。ということで私が求めていた仕事と直結するような本ではありませんでした。



 しかしそれなりに得るものはあったと思います。問い合わせなどのフォームは多数作っていますし、販売ページも作っています。また通常のコンテンツページ作成にも生かせるポイントはありそうです。



コンバージョン率を高めるための色や余白の取り方、動き、さらには全体の構成などのデザイン要素についての記述はためになりました。コーディングについても言及していますし、広告を出稿する際のワード選定についても書かれています。



惜しむらくはコンバージョンさせるという目標を達成させるために、もう一歩踏み込んだ記述が欲しかったです。内容が基礎的と言いますか教科書的といいますか、ランディングページ作成にあたって必ず理解しておかなければならない知識(意識といった方が良いかもしれません)は身に付きます。しかし、この本は理解しました→では作成してもましょう、と言われても手が動かないと思います。

具体的なテクニックの話になると「商品によって違う」とか「業種によって違う」という話になってしまいますし紙面に限りがありますので難しいとは思いますが、テクニックだったり具体性を持たせることが出来たらもっと良かったかと思います。


この類の本はマーケティングに寄った本が多いので、この本のような制作側に寄った本は少ないと思います。(ランディングページについての本を探したわけではないのでもしかしたら間違っているかもしれませんが、おそらく間違ってはいないと思います。)

技術書としてとらえると不満はありますが、初心者はもちろん、誰にも教わってないけどいつの間にかランディングページを作らされていた人が基礎を学び直す意味でも読んでおいて損はないと思いました。




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