2016年9月16日

何となくJavaScriptを書いていた人が一歩先に進むための本


題名が私にピッタリだったので思わず購入してしまいました。


何となくJavaScriptを書いていた人が一歩先に進むための本
Kindle版

 
私は何の知識もない状態でウェブ部門に異動になり、見よう見まねでHTML、CSS、JavaScriptを覚えてきました。入門書を読んだりもしましたが、基本的には必要に迫られたらその部分をネットで調べることで、その場をしのいできました。

今ではそれなりの知識はあると思っていますが、他人の書いたソースを見て参考にしようとしても「???」となることがしばしばあります。特にオブジェクトの部分は書いてある意味は分かるのだけれど自分で実際に使う場合にはどうしたらよいのかわからない感じです。

そんな時にこの本を見つけ、題名だけで購入してみました。Kindle版のみの販売で価格は400円(ポイントも付きます)と安かったです。無料サンプルを見るとページ数が少なく簡潔な体裁でボリュームも無さそうです。コーヒー一杯分の料金で気軽に読んでください、という感じでしょうか?



中身は焦点が絞られています。
 ・オブジェクト
 ・スコープ
 ・プロトタイプ
 ・ECMAScript6


まさしく私が自信を持てなさそうなものばかりです。特にスコープチェーン~クロージャの部分は非常にためになりました。この本の対象者は少ないでしょうが、合致すれば得るものは大きいと思いました。


同じシリーズと思われるこちらの本「JavaScriptの理解を深めた人がさらにもう一歩先に進むための本」も買ってみようかと思います。



本の内容からは話が逸れますが、Kindleネイティブフォーマット?の体裁の本は初めて見ました。今までは「固定レイアウト」つまり紙の本が先にあって、それを電子化されたものしか見たことが無かったので戸惑いました。
文字の大きさや紙面の幅などは自由自在なのですね。もちろん普通にページをめくって読むのですが文字を小さくすれば1ページの文章量も増えますし、縦幅をそのままに横幅を広げることもできます。その時には改行位置も変わって1ページの文章量も増えます(章の前後などの強制改ページ位置はそのままです)。もはやページという概念も薄らいできます。
今回の本は図が少なく凝った体裁ではないのですが、これがデザイン的に凝った体裁の本になるとどのような表示・操作性になるのか興味深いです。


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