2014年12月3日

カングーのボンネットに遮音材を貼る


今まで乗ってきた車にはボンネットに遮音材(断熱材?)が貼られていましたが、kangooには貼ってありませんでした。


最近は貼ってない車が多いようです。エンジンからの騒音が少なくなったことに加えてエンジンカバーを採用することが多くなったからだと思います。

ボンネットに遮音材を貼ることによる効果は①エンジン音を遮音②エンジンからの熱をボンネットに伝えない、ことにあります。
まず遮音効果に関してはあまり期待していません。プラシーボ以上の効果は無いと思っています。雨の音は響かなくなるかもしれません。
遮熱に関しては期待しています。フランス車は塗装が弱いのでエンジンの熱による劣化が少しでも抑えられるならうれしいです。
フランス車は赤系で青空駐車だと5年ほどで退色が始まり、10年で剥げてくるのを目にしています。

購入したのは「エーモン・エンジンルーム静音シート2670」です。
ミニバン用(2671)だと前後方向が足りないのでこちらにしました。
自作も考えたのですが、接着剤や防音材が劣化してくると剥がれてベルトに絡んだりしたり、ボロボロになって剥がすときに苦労することも考えて専用品にしました。
施工してから4年たちましたが、今の所劣化はみられません。


施工は特に難しくありません。全面に両面テープが貼られていますので、一部を車体に貼る→余分な所を切断する→全体を貼る。を繰り返せば型紙の必要もありません。ウォッシャーホースの固定部分は穴を開けて避けます。ウォッシャーホースは事前に外しました。
周りの切り口は付属のアルミテープを貼ることにより隠れます。
遮音材を切るときに繊維が飛び散りますので、念のため新聞紙をかぶせ、
エンジン等に入り込まないようにしました。

さて、効果のほどですが、遮音は車内・社外ともアイドル時に「ちょっと静かかな。でもプラシーボと言われれば否定できる自信がない。」程度です。走行中はエンジン音よりもタイヤからのロードノイズの方が大きいですからまったく体感できません。
遮熱に対しても貼る前がどんなだったか思い出せないので比較できません(反省)。ただし、雪国の人は雪の積もり方で体感できるそうなので何がしかの効果はあるでしょう。

効果は(予想通り)体感できませんでしたが、精神衛生上貼って良かったと思います。
私は乗りつぶす派なので中古車として売ることは無いと思いますが、万が一剥がそうとしたときに綺麗に剥がれるだろうかということだけが心配です。



0 件のコメント:

コメントを投稿