2014年12月7日

コンサートホールにてSEL18200で撮影


先日、コンサートホールにてSEL18200で撮影する機会がありましたので画角についての考察です。焦点距離選択の参考にしてください。


子ども(未就学児)の音楽発表会の写真です。写真は修整していますのでご了承ください。もちろんトリミングはしていません。

場所は1300人収容のホールです。α6000にSEL18200(無印)を付けて撮影に臨みました。
席は10列目ということで比較的被写体に近く、200mm(換算300mm)で充分だと予想しました。


まず1枚目の写真ですがワイド端18mmです。舞台全体がちょうど収まりました。
席は左端に近かったのですが、真ん中あたりでしたら舞台全体が収まらなかったかもしれません。また、レンズがSEL55210(SEL18200を買うときに迷った機種)だとこの写真は撮れなかったでしょう。



2枚目の写真はテレ端200mmです。通常の横位置ですが、人物全身がちょうど収まるくらいですね。


3枚目はテレ端200mmに超解像ズーム2倍をかけたものです。上半身をアップにすることができました。



私の予想では10列目だと超解像ズームを使って顔のアップぐらいは撮れるかと思っていたのでしたが、そこまではいきませんでした。席が中段以降でしたら200mmでは満足できず300mmが欲しくなりそうです。
レンズ交換無しに全景から顔の表情のキャッチまで撮れるのは高倍率ズームの面目躍如ですね。

動画も撮ってみたのですが手振れ補正もしっかり効きますのでSEL18200LE(SEL18200を買うときに迷った機種)ではなく無印にして良かったと実感しました。ただ動画撮影中にズームを行うとどうしてもカメラが動いてしまいます。やはりこのような場面では電動ズームのSELP18200が適しています。

撮影設定についてはまだまだ未熟ですので参考にはなりませんが、シャッタースピード優先で1/30~1/40で撮りました。それほど動きは無いので大丈夫かと思ったのですが、後から見直すと被写体ブレがけっこうありましたのでもっと速い方が良かったと思います。絞りは開放でISOは意外と低く、400~800程度でした。個人的にISOは3200でも許容範囲ですので、この点からもSSは半分以下でも良かったと思います。
後から気になったのはホワイトバランスで、けっこうばらつきがありました。固定にしておいた方が良かったと思いました。

子どもの撮影用にはどの程度の望遠が必要か、レンズの焦点距離に迷っている方の参考になりましたら幸いです。子どもの行事は一度しかないので失敗したくないですからね。




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