2014年12月1日

ロンジン リンドバーグ・レプリカ


この時計の詳細に関しては正直よくわかりません。デザインが気に入ってヤフオクで入手しました。


Longines Lindbergh Replica L2.607.4
2005/01
2002年発売
1000本限定
手巻き



リンドバーグとは世界初の大西洋無着陸単独横断飛行を成功させたチャールズ・リンドバーグです。この時にリンドバーグが使用した時計は他社の物でしたが、リンドバーグのアイディアを元にロンジンが新しいパイロットウオッチ(アワーアングル・ウオッチ)を製造しました。

天体の位置を示す「時角(アワーアングル)」を計算するための内外2つのダイヤルが搭載されています。時刻とダイヤル目盛りから経度を割り出し、六分儀で太陽に位置を計測して緯度を割り出せば現在地が把握できるのだそうです。

ロンジンはやり過ぎなくらい「リンドバーグ・レプリカモデル」を発売していますが、このモデルに関してはネットで検索してみてもあまり情報が集まりません。
どうやら2002年に1000本限定で発売されたらしいです。

ケース径は33mmと非常に小さいです。
6時位置に大きなベゼル・ストッパーが付いています。ストッパーはバネの力でベゼルに押し付けられていますので、ハンドルを押し下げればストッパーが上に外れてベゼルがフリーになります。通常状態でベゼルは(逆回転防止ベゼルのように)一方向のみ動くのですが、構造をみても特にワンウェイクラッチのような機構は見当たらないので、本来はベゼルを完全に固定するものでは無いかと考えています。私の個体はギザギザのかみ合わせの具合でそのようになってしまっているのではないかと推測しています。

2時位置にも竜頭が付いていますが、これは文字盤の内周部分、色が変わっている部分(回転リング)を回転させるものです。
ベゼルも回転リングもパイロットウォッチとして方位・方角を知るためのものだと思いますが、どのように使うのか私にはさっぱりわかりません。
ケース側面にも何やら目盛りらしきものが刻まれています。側面から見ると樽型になっていて恰好良いです。

針も青焼き(塗り?)のリーフ針で文字盤の色使いもアンティーク感満載です。正直、ベゼルストッパーは余分だと思いますが、全体のデザインは非常に気に入ってます。
ムーブもデッドストックのムーブでしたら最高なんですが。



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