2014年12月18日

Symantec Endpoint Protection Manager のアップデート方法


Symantec Endpoint Protection Manager (以下SEPM)をアップデートしたいのでマニュアルを探したのですが見つかりませんでした。
意を決してサーバーで新規インストールプログラムを実行してみたところ、結果としてうまくいったようです。上書きインストールしたということです。


(1)まずSymantecサイトから最新プログラムをダウンロードします。
  ※新規インストール用プログラムそのものです。

①Symantecトップページから「サポートとコミュニティ」→「FileConnect」

※MySymantecアカウントを取得していればそちらからもダウンロードできます。この場合、ID/Passwordを入力する必要がありますが、シリアル番号を入力する必要はありません。どちらでも楽な方を選択してください。
FileConnectからはシリアルナンバーだけでダウンロードできますが、シリアルナンバーさえ知っていればだれでもダウンロードできてしまうのはいいのでしょうか。
インストール後に認証があるから良いというのであればもっとわかりやすい場所にファイルを置いといてくれてもいいのに、と思ってしまいます。あまりにも種類があるのでダウンロードするものを絞り込みたいという親切心なのでしょうか。どうもSymantecの方針がわからないです。

②Serial Numberを入力し、「SUBMIT SERIAL NUMBER」

③「Symantec Protection Suite Enterprise Edition 4.0 - Japanese」をクリック
 (私の場合です。以下も同じ。)

④「Symantec_Endpoint_Protection_12.1.5_SEPM_JP.exe」にチェックを入れて
 「DOWNLOAD SELECT FILES」クリック

※Javaが起動しますので、セキュリティがかかっている場合は解除する必要があります。

⑤ダウンロード先を選択し「OK」するとダウンロードが始まります。


(2)データベースのバックアップ

①SEPMを起動します。

②「管理」タブ
  → 「サーパー」ペインで「データベースサーバー」を選択
  → 「タスク」ペインで「今すぐにデータベースのバックアップを作成」

 ※私の場合約15分で終了しました。(データ量4.5GB)

③SEPMを終了します。


(3)更新

①ダウンロードしたexeファイルをSEPMサーバーへ移動します。

②exeファイルを実行すると自動解凍されますので、適当なフォルダに展開します。

③解凍したフォルダのSetup.exeを実行します。

④途中でデータベースのバックアップを促すメッセージが出てきますが既に済んでいるのでそのまま進みます。
その後もメッセージ通りに進めばインストールは完了します。

⑤インストールが完了すると引き続きアップグレードウィザードへ進みます。メッセージ通りに進めば完了しますがかなり時間がかかるので心してかかってください。(私の場合、2時間ほどかかりました)
※たしか再起動は無かったように記憶しています。(記憶違いでしたら申し訳ありません)


----考察----

今まで何度かこの方法でアップデートしました。特に問題は起こらず、バックアップしたデータベースが必要になったこともありません。何もしなくても設定等は全て引き継がれます。
もちろん正式なやり方とは限らないので自己責任ということで。

私のやり方が間違っているのかもしれませんが、Symantecのダウンロード画面まで行かないと更新プログラムの有無が分からないのはどうかと思います。
SEPMのコンソールから更新はできないのでしょうか?せめて最新プログラムがリリースされたことぐらいは知らせてくれてもいいのにと思ってしまいます。

愚痴っぽくなってしまいましたが、Symantecはいろいろな面で不親切に感じています。


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