2015年10月28日

カングー ヘッドライトの曇りをとる


私のカングーですがヘッドライト・レンズに曇りが出てきました。


最初はレンズ内側が曇ったのかと思いましたが外側でした。液体コーティング剤でボディをワックス掛けする際にレンズも拭いてみると濡れている時には曇りが取れますので外側ということがわかりました。(乾くと元に戻ります)


調べてみるとヘッドライトのプラスチックカバーはポリカーボネートで出来ているそうです。ポリカーボネートは紫外線などで劣化するので表面にコーティング処理を施しており、そのコーティングが剥がれているようです。


根本的な対処としてはレンズ交換しか無いようです。カバーだけを交換できる場合もあるようですが、ルノーのことですから(確認したわけではありませんが)ヘッドライトユニット交換でしょう。もちろん私には考えられません。
次善の策としてはディーラーなどで研磨・再コーティングする方法がありますが寿命はDIYでやるのよりちょっと長くなる程度のようですし、費用も1万円弱するようです。



それならば自分で市販のコーティング剤を購入しようと思いました。ディーラーで使用するものよりも効果は落ちるでしょうが、効果が薄れるたびに施工すれば良いだけだという判断です。

本来は研磨剤で残ったコーティングを剥がすのと同時に劣化したポリカーボネートの表面を削った後にコーティングをするのが正しい方法です。しかし私のカングーの場合、コーティングの剥がれているのは一部分だけですし黄ばみ等は見受けられません。後処理コーティングよりメーカー施工のコーティングの方が上でしょうから、残ったコーティングを研磨剤で除去するのはちょっとリスキーだと思いました。したがって今回は研磨剤を使わず、コーティングのみ行うことにしました。

今までの所有車はガラスだったので気にしてなかったのですが、改めて調べてみるとさまざまな商品があることがわかりました。 その中で評判の良かったのがWAKO'S(ワコーズ)のヘッドライト復元キットです。(どの分野でもワコーズの評判は良いですね)しかしなかなか良い値段ヘッドライトがするのと研磨剤もセットだったのでパスしました。

WAKO'Sといえば「スーパーハード」は持っています。白化した無塗装バンパーなどに使用していたのですが、これがヘッドライトのコーティングにも使用できそうです。


さっそく塗ってみました。150mlで5000円程度とかなり高価なのでなかなか使用できないのですが、ヘッドライトに塗る場合は伸びが良いのでスポンジに一回塗布すればヘッドライト片方丸々塗れます。


結果はかなり満足できる状態になりました。一見して透明感が違います。


近くで見れば曇っている部分がわかりますが、かなり薄くなっています。


問題は耐久性なのですが、6か月程度持つようなので、それならば十分でしょう。

完全硬化にはなんと5~6日かかるそうで、最低でも施工後24時間は水に濡らしてはいけません。朝には夜露で濡れる時期ですがカングーは屋内車庫なので問題なしです。



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