2014年11月3日

α6000に赤外線リモコン(ノーブランドRMT-DSLR1互換品)


私にとってリモコンを使用するシーンとして考えられるのは集合写真を撮るときでしょうか。長時間露光する場合にも有用だと思いますが今のところ考えていません。
利用頻度としてはそれほど高くないでしょうが、必要とする機会は必ずあると思います。



α6000で使用できるリモコンには以下のようなものがあります。

RM-VPR1 有線リモコン
RMT-DSLR2 IRリモコン
RMT-DSLR1 RMT-DSLR2の旧製品
RMT-VP1K リモコンとIRレシーバーのセット

でもα6000のリモコンと言ったらやっぱり「スマートリモコン」でしょう。
スマホからカメラのビューファインダーを見ながら撮影ができるすぐれものです。ズームや露出補正などもできます。
欠点としては準備が必要なことでしょうか。スマホ側でPlayMemories Mobileを起動し、カメラ側でスマートリモコンを起動します。ペアリングにも少し時間がかかります。この辺がちょっと面倒です。

残念ながら私はスマホを持っていません。Nexus7を持っていてスマートリモコンの便利さは確認しましたが大きいNexus7を出先で使用するのはちょっと考えられません。

やっぱり専用リモコンかな?と思い調べてみると一番安いRMT-DSLR2でも3,000円程度するのですね。再生時の操作もできますが、集合写真の用途だとカメラ正面から離れてシャッターを切れればいいだけなので、利用頻度から考えるとちょっと高いです。

昔ながらの赤外線リモコンなのだからサードパーテイー製の安物がきっとあるはす、と思い検索するとやはりいろいろありました。
その中から安くて評価もほどほどなものをチョイス。



RMT-DSLR1互換品と明記されているものです。メーカー名どころか商品名さえ不明です。Amazonマーケットプレイスで420円(税・送料込み)でした。

大きさは実測で 86mm×40mm×7mm
重さは軽すぎて測ることができないのですが、見た目(安っぽい)から想像する通りの重さ(軽い)です。

対応リストにα6000は明記されていませんでしたが問題なく使用できました。
リモコンのボタンはシャッターと2秒後シャッターの2つしかありません。
カメラ本体はメニューから「リモコン」を「ON」にしておくだけです。常時ONだと電池もちや機能制限など何かに影響があるのかはわかりません。一応、リモコンを使わないときにはOFFにしておこうと思います。

どこまで離れたら使用できなくなるかテストしたところ、約9mが限界でした。もう少し遠くまで到達してほしい気もしますが、集合写真に使用する場合(レンズの焦点距離やどこまで景色も含めるかによりますが)ほとんどの場合をカバーできると思います。

使用感はすこぶる良好です。ボタンは2つしかありませんので迷うことは無いです。
最初はなぜ「2秒後シャッター」があるのかと疑問でしたが、これがないとリモコンを操作しているのがしっかり写ってしまうのですね、考えてみれば当たり前です。2秒というのは被写体からリモコンを隠すのにはちょうど良い遅延時間です。

使うことは無いでしょうがバルブ撮影もしてみました。シャッターボタンで開始、もう一度シャッターボタンで終了、と問題なく動作しました。

バルブを使うときには(というより集合写真以外では)カメラの後ろ側から操作するので、赤外線の受光部がカメラ前面にしか無い関係上、難しいかと思いましたが問題ありませんでした。カメラ後方であっても上方向からリモコンを向ければ受信しました。

気になった点は2点。
一つはストラップ穴が無いこと。 穴があればバッグなどに取り付けておいて必要な時にすぐに取り出せて便利だと思います。
もう一点は電源ボタンが無いこと。待機電力がどの程度かはわかりませんが、使用したいときに電池切れになってたら嫌だな、と。長期間使用しないときには購入時に付いていた絶縁フィルムを挟んだままにしておこうと思います。電池はCR2025で入手性も良く、電池交換も道具なしでできます。

機能的に十分で、小さくて軽く持ち歩きが苦になりませんし、何よりこの値段です、良い買い物をしました。



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