2014年11月23日

カングー ワイパーの停止位置調整


私のKangooには左フェンダーに補助ミラーが付いています。いわゆる「キノコ」が生えているわけです。(マイナーチェンジで補助ミラーは無くなりました。うらやましいです。)


安全優先ですから文句は言いませんが、運転席からだと助手席側ワイパーが停止位置で完全に補助ミラーに被っています。せっかくの補助ミラーが役に立ちません。運転者の体格や運転ポジションにより見える人もいるのでしょうが、一般的な体格・ポジションを自負している私でダメなのだから多くの人にとって同じでしょう。

ミラーをエアロツインマルチに交換したところ、補助ミラーがさらに見え辛くなってしまいました。フラットワイパーの種類にもよるのでしょうが、トーナメント型よりもスッキリしている反面、見える面積は大きく感じられます。

そういえば前車(Xantia)もそうだったのですが、なぜワイパーのストップ位置が水平(フロントウィンドウ下端と並行)でないのでしょうか?コンシールドワイパーまで行かなくてもストップ位置を水平にするだけでも視界がスッキリするのに。水平だと雪や水が溜まるから?モーターの可動範囲が狭いから?

助手席側のワイパーのストップ位置を下げることにしました。
ガラスにキズを付けないようにブレードは付けたままが良いでしょう。
まず、ワイパーアーム根本のナットを外します。
接続部分はテーパ状になっていてきつく締まっていますが、アームを前後にゆすれば緩んできて外れると思います。
接続部分はスプライン(ギザギザ)になっていますので、その溝の単位で調整できるわけです。前車は1コマずらすときに明確な手ごたえがあったのですが、カングーの場合は不明瞭でした。ですから大体の所にセットしてナットを締めることになります。ナットを締めていけばスプラインは落ち着くところに落ち着きますので大丈夫だと思いますが、運が悪いと溝をなめてしまうかもしれません。頻繁に動かすことはやめておいた方が無難です。


下の写真は調整後です。調整前の写真は撮り忘れてしまいました。


下の写真は調整後の運転席から見た目です。同じく調整前の写真は撮り忘れてしまいました。
これでばっちり補助ミラーが確認できます。


晴れている日の視界についてはこれで改善されたのですが、問題が発生しました。
モーターの回転角度は変わらないわけなのでスタート位置が下がればエンド位置も下がるのは自明の理です。
助手席側ワイパーのエンド部分の一部が運転席ワイパーの払拭部分から外れてしまったのです。言葉で説明すると分かり辛いですので写真を見てください。



この写真も見にくいですが、上部5cmくらいが重なりから外れているのがわかると思います。
これの何が問題かと言うと、助手席側ワイパーがふき取った水を運転席ワイパーが受け取ってくれないので、だらだらと下に垂れてきてしまうのです。
ちょうど視界の真ん中なので気になります。雨がそれなりに降っていればいいのですが、弱くてワイパーを間欠にしている場合に特に気になります。

あちらを立てればこちらが立たず、なかなかうまいこといかないものですね。

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