建築家「フランク・ロイド・ライト」をイメージしてハミルトンは1955年に“ロイド”を発売しました。このモデルはその復刻版です。
HAMILTON Lloyd Auto
2004/09
自動巻き
5気圧防水
シースルーバック
四隅の丸は「コーニス」を表しているようです。コーニスは特に「ロイドだから」ということも無いのですが、ラグの形は「ロイドっぽい」なと感じられます。口では説明し辛いですw
まあロイドうんぬんは除いたとしてもオリジナリティの強い大胆なデザインをきちんと時計として成立させているところは見事です。
ハミルトンはもっと奇抜なデザインの「ベンチュラ」もあり、こちらはもっとぶっとんだデザインでありながらきちんと時計になっているので、会社としてのデザイン力はかなりの物だと思っています。
風防には傷に強いサファイアクリスタルを採用していますが、強く湾曲しているため、多少歪んで見えます。
“訳あり品”として安く購入しました。ベルトに塗装ムラがあるとのことでしたが、私の眼にはまったく判別できませんでした。
スクエアケースは縦36mm、横33mmと大振りです。同シリーズにクォーツのクロノグラフがあり、オートマチックより小振りです。オートマチックはただでさえ広い文字盤にインダイヤルの無い分、少し間延びしたフェイスに見えます。クロノは小さい文字盤にインダイヤルが有るため凝縮感がでてデザインとしてこちらの方がまとまっていると感じます。
オートマチックのムーブはよくある汎用的なETA2824ですので、デザインだけで選んで良い時計だと思います。
大きくて重いケースですが、革バンドも負けじとぶ厚くがっしりとしていますので見た目にも装着感も悪くありません。
文字盤には縦に細かいストライプが刻まれています。色はグレーなのですが見る角度によってさまざまな表情を見せます。
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