2014年11月15日

メダカの稚魚はビニールハウスで冬を越せるか~中間報告


9月の終わりにメダカの稚魚を簡易ビニールハウスに入れて育てているのですが、現在の様子をお伝えします。(経緯については過去記事参照)


メダカの稚魚はビニールハウスで冬を越せるか
からの続きです。

現在11月15日です。比較的温暖なわが地方でもこの一週間で急激に冷え込んできました。
と言っても最高気温はまだまだ15度ほどあります。

ありあわせの針金とビニール袋で作った粗末なビニールハウスですが壊れることもなく順調です。2度にわたる台風の襲来にも耐えました。一冬越すのには十分な耐久性がありそうです。

10月は朝、ビニールの内側にびっしりと水滴が付いていました。昼間に水温が上がり、朝の冷え込みで結露したようです。実際、昼間に水に触ると「ぬるま湯」と言ってもいい位の水温でした。ビニールハウス化していない他の水槽の水温とは比較にならないほどの温度です。
さすがにこのところの冷え込みで水も冷たくなり、ビニールに水滴が付くことも無くなりました。

さて、メダカの様子ですが、だいぶ大きくなりました。ただ、ほぼ同じ時に産まれたはずですが大きさには差があります。小さいものは体長7mmほど、大きいものは25mmほどです。
思った以上に大きくなったのは、水温が高かった10月の一か月間で成長したせいだと思います。

数は明らかに少なくなりました。ただしこの生存率は夏場と同じような気がしますので、寒さのせいで減ったとは思いません。

冬を越すには体長10mm以上が必要と言われていますので、実験という意味ではちょっと大きくなってしまいました。
毎朝餌を与えているのですが、 ビニールハウス化していない方のメダカは餌をあげようとしても寄ってこなくなりました。一方、ビニールハウスのメダカは寄ってきます。
それでも今年はこれ以上成長するとは思えませんので、このまま真冬を迎えると思います。
私の予想では小さな個体でもこのまま冬を越せるのではないかと思っていますが、 春になるか何か変化がありましたらまた報告します。

今までの経験上、ある程度小さいままで冬を越した個体は次の夏になっても大きくなれないようなのですが、ここまで小さい個体は経験がありません。どのようになるか興味があります。


続きがあります。
メダカの稚魚はビニールハウスで冬を越せるか~最終報告


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