店頭で見て気に入りました。後で知ったのですが、2000年発売のGS発売40周年記念1000本限定らしいです。
セイコー Grand Seiko SBGR011 40周年記念
2001/06
自動巻き
チタン
このころはまだチタンの加工技術が発展途上で無骨なデザインが多かったのですが、これはめずらしく高級感がありました。
今所有している時計の中で飛びぬけて高価です。
夜光塗料などは無いですが、針・インデックスの鏡面加工・面取り角度が適切なのか、ちょっと光があれば時刻がわかります。例えば映画館でザ・シチズンでは時刻がわからなくてもGSはわかります。この辺、作りなれてるな、と感じさせます。
文字盤には獅子の地紋があります。40周年ということで4時位置の獅子だけは逆方向を向いています。このモデル以降も獅子の地紋が取り入れられましたが、このモデルの地紋はよく見ないとわからないぐらいのさりげなさで気に入っています。
針が長いのも良いです。特に秒針はベゼルに触れようかというぐらいです。トルクに自信が無いとできないですよね。
カレンダーが黒地に白文字というのも良いです。文字盤が黒なのにカレンダーの地が白のものが多いですよね。おそらくムーブを共通化したいがためだと想像します。
写真では隠れていますが裏蓋に金のコイン状のものが付いているのですが、これが凸状になっているので腕に跡がつきます。
GSはザラツ研磨をうたっていますが、正直、違いがわかりません。
無反射コーティングは実感できます。それこそガラスの存在が無くなる時があります。剥げてくることだけが心配です。
購入当時は12角形ベゼルの若々しいデザインが好みでしたが、現在はオーソドックスな丸形ベゼルが落ち着いていて好みです。時計は長く使えるものだけに好みの変化によって好き嫌いが変わってきますね。そういう意味では同時期にいろいろ買ったり好みではないからと手放したりすることはなるべく避けたいな、と思っています。
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